R-1グランプリ2016で超・通好みのピン芸人「ハリウッドザコシショウ」がまさかの優勝で、お笑いファンが色々とどよめいています。マニアックすぎて何が面白いのか伝わらないという珍味な芸風なのですが俄かにテレビの出演や取材が殺到しているとのこと。「中身が変わってないのに突然評価がうなぎ上りになる」現象って何なんでしょう。たった一夜の露出で圧倒的な認知度と評価(美人投票的な、みんながいいというからいいんだろう)を得て、もちろんここからが正念場なのでしょうが、一気に「よくわからんけど、面白いらしいので起用してみようか」とチャンスを貰うという流れ。企業の商品・サービスも同じようなところがありますよね。著名な経済系メディアで取材されるとか著名人が愛用しています(これを悪用したステルスマーケティングが流行りましたね)とか・・・特にB2Cの商材だと顕著ではありますがB2Bの商材でも「おぉ昨夜ワールドビジネスサテライトで見たよ」とか良く聞きます。じゃぁその圧倒的な注目をいかに集めるか、業務でいえばいわゆるブランディング・広報/IRの領域になりますが、誰にとってどういうお得がことがあってそれを一言でどう伝えるか、は普段から考えている必要があるし、独りよがりな思い込みだけでもダメですよね。中小企業の場合、ここをビシッと決めることで企業価値がバーン!とアップすることは間違いないんですが(何しろ、今この瞬間の価値が大抵、純資産(プラスアルファ)くらいでしかないので・・・)なかなか一筋縄でいかないんですよね(心の叫び)私は経営者として「時間を買って」信頼できる第三者に相談しますけれど。

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