2か月ぶりに筆を執ろうと思ったら8月後半に書いたものがアップされていないことに気づいた次第なのでアップしておきます。今更感満載ですが・・・
一時は開催自体を危ぶまれていたリオ五輪ですが、とにかく一致団結する口実としてのゴールがある、というのは効果抜群ですね。おおむね無事に閉会し(これからパラリンピックもあるんだけど)日本選手団も素晴らしい成績を残してくれました。これで東京五輪に向けていろいろと弾みがつくのではないかと思います。身も蓋もないことを言えば育成予算をアップすれば成績も上がる、というのは事実ですが、やっぱり過去の経験・ノウハウに加え、最新メソッドも重要です。当たり前ですけど。
一方、クールジャパン関連の映画製作機構、みたいにかけたお金がしっかり溶けるだけ、というのがお役所仕事の醍醐味ですが、ほんとにやる気溢れる若手官僚の皆様、というのは各省庁で往々にして、それぞれろくでもない業者にうまく乗せられているのはなんとかならんものか、とも思ったりします。
クールジャパン絡みでいうと、閉会式の演出チームは良い仕事したなぁと思います。ネットを見ていると絶賛する人がいれば当然文句のある人も多いと思いようですが、ちょっと振り切れたメッセージや表現で耳目を集めないと始まらない、というのがマーケティングの技術なので、それも含めて成功なんじゃないでしょうか。今回、いいなぁと感じたのは全体的なクオリティの高さ、もそうですが、実際のところはクリエイティブの現場中枢が同世代になってきてるというのがいちばんの理由かもしれません(でも十代の頃の自分が見てもカッコいい、と感じたんじゃないかな)