案の定、日清カップヌードルは例の広告効果が表れているようで、ピンチをチャンスに変えたのか、あるいは狙いすましたビーンボールだったのか、はわかりませんが、いまどきっぽい事例でしたね。日常使いの消費財なので企業ブランド広告がそのまま販促広告としても奏功したのも興味深いですね。こういった事例が増えてくれば宣伝広告における予算の組み方や社内の業務のあり方も変わるのではないでしょうか(部門間を跨いだ社内横断型プロジェクトの立ち上げと運用管理、とか)日清くらいの企業規模でなくとも「企業広告と販促広告」「オンラインで話題になるコンテンツとオフラインの施策の連動」のテストは試してみる価値は大いにあると思います。もちろん1回ちょろとやってみるだけでいきなり大きな結果が出る、ということはないはずですが、あまり予算を使わずにできるのは魅力ですね。